<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース㉔:中国製シノバック社のコロナワクチンが香港へ到着。輸送方法は保冷パッシブorアクティブコンテナ?

航空貨物

 みなさんこんにちは。
 香港へのワクチン供給も開始されていますが、第一便は中国製シノバック社のワクチンとなりました。
 
 さていつものクイズですが、どの保冷コンテナタイプで輸送されて来たでしょうか?
 保冷コンテナタイプは、リンク↓のみんなのロジニュース⑯をご参照下さいませ。
<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース⑯:ワクチンの航空輸送コンテナの種類。アクティブコンテナ、パッシブコンテナって何?エンバイロテナーってどっち?

 正解は保冷コンテナの#1:アクティブコンテナタイプです。
 製品はエンバイロテナー社のRPAe2の使用となり
ました。

 理由は、今回のシノバック製ワクチンは温度管理帯がプラス2℃から8℃となり、マイナス温度帯の管理が必要で無いために、#2:パッシブタイプを使用する必要がなく、低温管理に安定感がある#1:アクティブタイプの使用となったと思います。
 温度を一定に保つ効果としては、電源がある#1:アクティブコンテナが優れていますからね。

 また今回は、香港系キャセイパシフィック航空で北京から輸送され、初回輸入は100万回分でRAP e2を合計6台利用となりました。

 因みに、香港が輸入する予定のコロナワクチンは下記3社で2250万回分となります。
 各社750万本毎になります。
 *中国製シノバックの商品名:克爾来福(CoronaVac)
 *中国製Fosun Pharmaとドイツのビオンテックの共同開発:商品名:復必泰(Comirnaty)
 *アストラゼネカ製とオックスフォードが開発品

 香港では26日から摂取開始されましたが、22日には香港政府トップがシノバック製ワクチンを摂取し第1号となりました。
 トップ自ら中国製の安全性をアピールしたのでしょう。香港市民は中国製ワクチンへの不信感がありますからね。

 ですが、きっと香港市民はアストラゼネカ製が回って来ることを切望しているでしょう。

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