<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース㊸:偽のコロナワクチンが流通。中国、メキシコ、南アフリカで摘発。税関対応に日本政府が出資?

物流一般

みなさんこんにちは。
本日は偽のコロナワクチンの流通と税関の対応について、解説して参ります。

早速ですが、いつものクイズとなります。
世界税関機構(WCO:World Customs Organization)が主導し、偽ワクチンの国際間の流通防止のために、新規プロジェクトを立ち上げましたが、出資する国名を答え下さい。

正解は日本のみとなります。
1億円が日本政府から出資されます。

やはり世界では良心の無い悪知恵が働く輩がおり、偽ワクチンがこの1カ月で中国、メキシコ、南アフリカで発見され早速摘発されています。
どうやら水と食塩水を混ぜただけの代物との事です。

このような事もあり、WCOは偽ワクチンの国際的な流通を防止するために、新プロジェクトを立ち上げ各国で情報連携して行く事になりました。
このプロジェクトは今の所、日本から1億円が出資されます。
http://www.wcoomd.org/en/media/newsroom/2021/march/launch-of-a-new-wco-project-on-customs-control-of-fake-vaccines.aspx

また、各国間でのデータのやり取りは、CEN(クラウド・エンタープライズ・ネットワーク)アプリケーションを利用し、偽のワクチンの不正取引に関する傾向分析や流通防止に向けた分析を行います。

人命に関わる事ですので、各国税関が連携し、強固な取締りを期待しております。

*偽ワクチンのニュース2つ。

偽「スプートニクV」メキシコで大量押収 模倣か(2021年3月19日)
偽ワクチン 中国と南アで販売組織を摘発(2021年3月4日)

本日は以上です。

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