みなさんこんにちは。
さて、本日はアメリカ西海岸や世界主要港での混雑状況について解説して参ります。
いつものように、クイズです。
最大の沖待ちが発生したアメリカ西海岸の大型船の平均沖待ち時間をお答え下さい。
正解は、2020年10月~12月の平均沖待ち時間は170時間(7日)となりました。
リンクのロジニュース④でアメリカへの貨物需要の急増や港湾労働者のコロナ感染により、ポートオペレーションの延滞が著しく発生していると説明させて頂きました。
<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース④:米国ロングビーチ港の混雑なう。何隻が港で待機しているでしょうか?
19年10月~12月が102時間(4.3日)であった事から前年同期比66%増となりました。
因みに前期20年7月~9月は112時間(4.7日)の結果となっております、
また、世界の主要港に目をやりますと、20年10月~12月は大型船で80時間(3日強)の沖待ちとなり、前年同期比で20%増となりました。
アメリカ西海岸での沖待ちが異常であった事が良く分かります。
最後に、港での沖待ちの増加はスケジュールの遅延やスケジュールを回復するために、船会社は主要寄港地以外は抜港(予定した港にあえて寄港しない行為)を行ってきます。
荷主様や国際物流業者の懸念事項となります。
本日は以上です。
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