<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース㉜:IATA(国際航空運送協会)発表。国際貨物需要はCovid-19以前の水準へ。最新の貨物需要と航空機の供給量は?

航空貨物

 みなさんこんにちは。
 IATA(国際航空運送協会)が最新2021年1月の貨物需要がCovid-19以前の水準に戻ったと発表しました。
 https://www.iata.org/
 いよいよ2021年は航空貨物の復活の年となるでしょうか?
 今回は①貨物需要と②航空機の供給量について解説して参ります。

 さて、本日もクイズです。
19年1月と比較し、最新20年1月の国際貨物需要は何%伸びたでしょうか?

答えはCKTベースで、全世界で6.4%増加致しました。
 20年12月は前年同月比マイナスですが、21年1月はプラス6.4%に転じました。
 (CKT=貨物トンキロ=貨物重量x距離)


 ①まず、下の図表で国際貨物の需要について解説致します。
 1番左の20年1月から前年同月比の増減を地域別にグラフ化していますが、世界全体では20年1月から前年同月比マイナス(0%以下)に転じ、4月を底に12月までマイナスとなりました。
 ですが、最新の21年1月にはプラスに転じ全世界で6.4%の増加となりました。

 また、地域別では北米とアフリカが2桁の伸びとなりました。
 特に北米は、リンクのみんなのロジニュース④と⑩で解説致しました、④西海岸での港湾混雑による船落ち貨物の航空需要と⑩米国小売りが好調である事から貨物量の増加に大きく寄与しております。
<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース④:米国ロングビーチ港の混雑なう。何隻が港で待機しているでしょうか?
<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース⑩:米国への輸入コンテナ量の行方。2021年上半期の増加量は?
 又、北米は貨物量の多さと、殆どのフライトがアジアから航行される事から距離が長く、CKTの増加に大きく寄与したと思います。
 CKTは貨物重量と距離で算出されます。

 *①貨物需要の図表

 ②続きまして、供給面を解説して参ります。
下の表からも供給面は未だ前年同月比で増加に転じていません。
 需要の多かった北米以外は、全て20年1月と比較し2桁のマイナスとなり、未だ活発に航空機の供給はされておりません。

 *②航空機供給量の図表

 最後に、解説させて頂きました①需要と②供給面から2021年前半の国際航空貨物の行方を予想して参ります。

 ①需要は今後もコロナ明けで全世界的に購買力の上昇と、船スペースが依然と不安定な事から、更なる需要の上昇が見込まれると予想します。

 一方で、②供給面は依然不透明です。
 需要増での多少の供給の増加はあると思いますが、需要の伸びに応じた供給は見込めないと予想します。
 理由は、各航空会社は昨年末からの急激な需要増バブルを懸念して慎重に供給面は調整して来ると考えられます。
 各社の赤字財政もありコンサバティブな航空機の供給になると思います。

 これらの事から、荷主様に取っては2020年前半は依然として航空運賃は高止まりすると考えられます。
 また、需要の伸びが大きければ、供給が追いつかず更なる航空運賃の上昇も考えられます。

 *一部日本語を明記した、IATAからの元データと貼り付けます

 本日は以上です。

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